石本 恵

石本 恵 いしもと めぐみ

長崎県長崎市出身。慶應義塾大学法学部卒業。九州大学法科大学院修了。2010年12月弁護士登録。2011年1月当事務所入所。

石本 恵
主な分野

離婚事件

離婚事件などのほか、市民が利用しやすい裁判所をめざし、それらに関連する委員会の委員として実務運用の話合いや、書式の整備に励んでいます。

依頼者さまのために、「もうダメだ」というときも、
あと一歩、あと少し頑張るという心で

弁護士をめざした動機はなんですか?

子ども時代は、医師不足で困っている離島の医師になりたいと思っていましたが、高校3年生のころに弁護士をめざすようになりました。当時の同級生のお父さまが弁護士で、「長崎には女性の弁護士がほぼいない。めざしてみないか?」と勧められたのがきっかけです。

長崎ではなく、福岡の女性協同法律事務所に所属した理由をお聞かせください。

最初は長崎で就職する予定だったのですが、ご縁あって、九州大学法科大学院時代の研修先だった当事務所に入所しました。

仕事の達成感を感じるのはどんな時ですか?

弁護士に何かを依頼するような出来事は、一生のうちに1回くらいかもしれません。知らない者同士が二人三脚で問題解決を目指し、そして、依頼者さまが以前より元気に明るくなられ、新たな人生の第一歩を踏み出される時は,お互いに卒業できたような達成感を感じます。一期一会(※)の思いで仕事をしています。

(※/一期一会)一生に一度の出会いであるということを心得て,相手に誠意を尽くそうとする心構え

依頼者さまのお話を聞く時、配慮していることはありますか?

当事務所は離婚事件を扱うことが圧倒的に多いのですが、依頼者さまのなかには、家族に自分のことを理解してもらえず、自尊心や自己肯定感を失ってしまった状態の方もいらっしゃいます。しかし、価値のない人間なんているはずはありません。
ですから、私は、お話のなかで気づいたその方の良いところを言葉に出してお伝えするように心がけています。ちょっとした褒め言葉が心の栄養剤になり,その方がもともとお持ちだった魅力が種となり、やがて自信の芽を芽吹かせ、次のステップに進む生命力になり、大きな花を咲かせるのだな、というのはいつも感じることです。「ありのままの自分を誰かに認めてもらう」ことはそれほど大切なことだと痛感しています。
委任関係が終わって、再婚や就職など近況を報告してくださる方も多くいらっしゃいます。そのなかで「褒められた言葉がすごく心に残っている」とか「心の支えになっている」と言われることがあり、とてもうれしくなります。

関心を持って取り組んでいる分野はありますか?

特定の分野に関心を持って取り組んでいるというわけではないのですが、入所4年目に担当したある交通事故の事件が、私の仕事スタイルに大きな影響を与えることとなりました。その事件は,依頼者さまが解決にたどり着く前に絶望的な思いを抱いたまま自死されたため、今もずっと心の中に残り続けています。

せめて解決まで至らなくても、「いつ頃になったら,こうなるだろう」という見通しが提示できれば,その方に希望を持っていただき,ひょっとしたら自死を思い留まっていただくこともできたのではないかと思うのです。元気な方にとっての1時間と、不安な思いを抱えた方にとっての1時間では感じる長さが全然違います。
そのとき以来、「もっと効率良く、計画的に進めることで、交渉や裁判にかかる時間を短くしたい」ということが私の目標の一つになりました。裁判が開かれるのは月1回くらいですし、裁判を円滑に進めるために弁護士ができることはたくさんあります。現在、民事裁判手続に関するいくつかの委員会(※)に所属し、「裁判は時間と費用がかかる」というイメージをなんとか払拭したいと頑張っています。

(※/私が所属する委員会)
2011年4月~現在 福岡県弁護士会 『司法制度委員会家事法制部会』
2012年4月~現在 福岡県弁護士会 『民事手続委員会』
2014年4月~2019年3月 九州弁護士会連合会 『民事裁判に関する連絡協議会』
2016年6月~現在 日本弁護士連合会 『裁判迅速化法問題対策委員会』

弁護士に求められる資質とはどのようなものだと思いますか?

「思いやり」です。私が心がけているのは、依頼者さまのため、壁にぶつかってもあきらめずに頑張ることです。また、新しい法律や裁判の動向、知識をアップデートするために自分のスキマ時間を無駄にしないようにするのも、現在・未来の依頼者に提供できるリーガル・サービスの質を高めるという意味での思いやりの一つの形だと思っています。勉強していたことが、ある日、まったく関係のない事件で活用できることもよくあります。
弁護士は闘う仕事ですので、ガンガン怒鳴る相手方や弁護士を相手にすることもあります。でも、合理的なことであれば、こちらに社会的地位がなくても、名誉がなくても、お金がなくても、ちゃんと言い分が通る世界。それが司法の世界の良いところだと感じています。だからこそ、依頼者さまのためにも知識・経験という武器を磨いていきたいです。

相手方から勝ち取る要素のなかでも、とくに「養育費」については粘る弁護士だとう かがいました。

よく利用されている養育費算定表で計算した養育費では、塾費用や、私立学校に通う費用、大学の入学金・授業料等はまかなえないことが多いです。そのため、なんとか養育費を多くもらえるようにできないか知恵を絞るようにしています。
いくら奨学金制度が充実してきたといっても、親にお金がないなど、子どもに関係のない理由で勉強ができない時代になってきているように感じます。私も、学んだ法律知識を基に仕事をしておりますので、学ぶことが精神的・経済的・社会的自立を助けてくれるということは十分に理解しています。そのため、経済的理由で勉強をすることができないといった状況をなくしたいという気持ちで仕事に臨んでいます。

弁護士紹介

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原田 直子
原田 直子

宮崎大宮高校、九州大学法学部卒。生まれは福岡県。1982年弁護士登録。

松浦 恭子
松浦 恭子

福岡県出身。修猷館高校、九州大学卒。1992年弁護士登録。 松坂法律事務所を経て、1994年に当事務所へ入所。

相原 わかば
相原 わかば

一橋大学法学部卒。1995年札幌弁護士会にて弁護士登録。

郷田 真樹
郷田 真樹

愛媛県出身。愛媛大学法文学部卒業。民間企業勤務を経て、2000年に弁護士登録をし、当事務所に入所。

佐木 さくら
佐木 さくら

長崎県出身。京都大学法学部卒。2001年弁護士登録・当事務所入所。

山崎 あづさ
山崎 あづさ

生まれは福岡。九州大学法学部卒。2001年弁護士登録・当事務所入所。

柏熊 志薫
柏熊 志薫

東京都出身。早稲田大学法学部、同大学大学院、中央大学法科大学院卒。2008年弁護士登 録、当事務所へ入所。

石本 恵
石本 恵

長崎県長崎市出身。慶應義塾大学法学部卒業。九州大学法科大学院修了。2010年12月弁護士登録。2011年1月当事務所入所。

井芹 美瑛
井芹 美瑛

熊本県県上益城郡出身。九州大学法学部卒業、九州大学法科大学院終了。2015年、弁護士登録・当事務所に入所。